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知っとこ!税務のマメ知識

【酒税法の改正でビールが変わる!?】

昔の酒造税は、例外期間を除くと1899年から30年以上にもわたり税収第1位でした。 また国税収入の約40%を占めたこともあります。 酒造税は1953年から現行の酒税になり、近年は国税収入全体の約2%へと減少しています。 その酒税の改正が平成30年4月1日にありました。 これまでは似かよう酒類間の税率に格差があり、これが商品開発や販売数量に影響していました。 そこで酒類間の税負担の公平性を回復するなどの目的から改革がはじまったのです。 改正の内容は、ビール系飲料が10年をかけて、また日本酒などの醸造酒類は5年をかけて税率が統一されます。 品目でみるとビールは減税、発泡酒や第三のビールは増税、日本酒は減税、チューハイやワインは増税となります。 またビールの定義も改正されました。 麦芽比率67%以上が50%以上に、使える副原料が麦・米・とうもろこし等だったものに、果実や一定の香味料(麦芽の5%以内)が追加されました。 これまで麦芽比率でビールの基準を満たしていても、副原料にハーブなどを使うクラフトビールの表示は「発泡酒」でした(税率はビールと同じ)。 しかし、今回の改正で多くのクラフトビールが酒税法上「ビール」と表示できるようになりました。 これにより今後は商品開発が加速して、個性を売りにするビールが増えるかもしれません。

 

今さら聞けない経済用語

今月の教えてキーワード:【GDPR(General Data Protection Regulation)】

欧州連合(EU)が、個人情報の保護を目的に定めた新規則のこと。 2018年5月から適用が開始された。 日本語では「一般データ保護規則」という。 EU域内で取得したメールアドレスやクレジットカード番号などの個人情報をEU域外へ移転することを原則禁止しており、移転する場合はEUが定めたルールに従う必要がある。 日本企業もEUで従業員を現地採用した際などに影響がある。 違反した場合、高額の制裁金が課される。

 
今月のあなたの運勢

365日が楽しくてたまらない!「商売のヒント」

今月の商売のヒント:【非常識から学べ】

観光庁によれば平成29年の訪日客消費額は初の4兆円超えで、過去最高を更新しました。 外国人をターゲットにしたインバウンドビジネスは今後も伸びていくことが予想され、貴社の商売でも外国人と接する機会が今まで以上に増えるかもしれません。 外国人が相手だと真っ先に言葉の壁を心配する人が多いようですが、言葉以上に悩ましいのは常識の違いでしょう。 小売業を営むA氏は身をもってそれを実感したばかりです。 A氏が取引先を招いてホームパーティーを開いたときのこと。 表向きはざっくばらんな懇親会でしたが、実は新規の取引先であるブラジル人のS氏のサプライズパーティーでもありました。 S氏には「午後1時に来てね」と伝えておき、他の人たちは先に集まってS氏を歓迎しようという計画でした。 ところがS氏は30分も遅れて来たのです。 しかも悪びれた様子はまったくありません。 A氏は思わず感情的になって、約束に遅れて来たS氏を非常識だと責めました。 しかしS氏は相手が何に腹を立てているのかまったく理解できず、しばらく面食らっていたそうです。 ブラジルでは、内輪のパーティーに呼ばれたら始まりの時間より30分ほど遅れて行くのがマナーだったのです。
それは、相手が急いで用意をしなくても済むようにという心遣いでもあり、1時間くらい遅れて行く人も少なくないのだとか。 つまりS氏は遅れてしまったのではなく、マナーとしてあえて遅れて来たのでした。 約束の時間を守るのが当たり前だという日本と、遅れて行くのが当たり前だというブラジル。 後日、その事実を知ったA氏は「当たり前」が違う同士でお互いを非常識だと非難するのは、それこそ非常識というものだったと深く反省したそうです。
国が違えば常識も違う。 国が同じでも人の数だけ常識がある。 分かっている
つもりでも、つい自分の常識が万国共通だと思ってしまうことがあります。 時に常識を疑うことも必要だろう。 これが
A氏にとっての商売の新常識となったようです。

 

トレンドを斬る!

斬り捨て御免ポイント:【キーボード→マウス→指、そして「声」の時代へ】

人工知能を搭載し、音声操作のアシスタント機能を有するAIスピーカーの勢いが
止まりません。
最初に登場したアマゾンの「エコー」は音楽の再生や検索した情報の読み上げの
ほか、音声による注文機能も備えています。 家電製品や各種センサーとの連携により、自宅全体を音声でコントロールする機能にも期待できます。
従来の「指」で操作するスマートフォンから「声」で操作できるAIスピーカー市場にはグーグルも参戦し、次世代に向けた新たな攻防の幕開けです。

 

仁義なきビジネスメール道

今月のメール道:【間違って使っていませんか?「おっしゃられる」「ご覧になられる」】

気を付けているつもりでも、うっかり口にしたり書いたりしているのが二重敬語です。 例えば「山田部長が会議は15日でよいとおっしゃられていました」という一文。 「言う」の尊敬語は「おっしゃる」。 その過去形は「おっしゃった」です。 この場合は「おっしゃっていました」とすればよいところを、尊敬の「~られる」を付け加えてしまっています。 このようにすでに敬語に変換されている言葉に、さらに尊敬の「~られる」を付けると二重敬語になってしまいます。 上記の一文は「山田部長が会議は15日でよいとおっしゃっていました」とするのが適切です。 「おっしゃられる」のほかに「いらっしゃられる」も同様の間違いです。 「いる」や「来る」の尊敬語として「いらっしゃる」を使いますが、それに尊敬の「~られる」を付け加える必要はありません。 過去形にする場合も「部長は会議室にいらっしゃいました」「昨日、社長が本社へいらっしゃいました」のように「いらっしゃった」や「いらっしゃいました」とするのが適切です。 「山田部長は事前に先方の資料をご覧になられていました」という一文も二重敬語になっています。 「見る」の尊敬語は「ご覧になる」。 その過去形は「ご覧になっていた」ですが、上記の文ではさらに尊敬の「~られる」を付け加えて「ご覧になられていた」となっています。 余計な敬語は除き「山田部長は事前に先方の資料をご覧になっていました」とするのが適切です。 過去形の文を敬語に変換する際、本来は不要な尊敬語を付け加えて二重敬語にしてしまう傾向があるので注意が必要です。 「資料を見ますか?」の尊敬語は「資料をご覧になりますか?」。 過去形の「資料を見ましたか?」の尊敬語は「資料をご覧になりましたか?」です。 尊敬の「~られる」を付けると、なんとなく敬語として収まりがよく感じられますが、敬語を幾つも重ねれば丁寧になるというわけではありません。 むしろ敬語を過剰に使うほど、相手に対して失礼な印象を与え、逆効果なこともあるので気を付けましょう。

 

偉大なる日本の100人に学ぶ

【あくなき向上心の果てに:足利義満】

南北朝の統一に成功した足利義満は1358年に足利義詮(よしあきら)の嫡男として生まれました。 室町幕府初代将軍で、朝廷を南北に分かつこととなった足利尊氏は祖父にあたります。 尊氏が将軍の器には不足な義詮の姿に不安を抱きながら逝去した約100日後に誕生した義満は、幕府再建の宿命を背負って10歳にして征夷大将軍に就任。 南北朝の統一を目指す義満は、朝廷で天皇に次ぐ高い地位にいた日野家から正室を迎え、公家社会の実力者である二条良基から礼儀作法や和歌などの文化教養を学びました。 当時、政治の中枢は朝廷が握っていましたが、義満は裁判や商工業の権利も掌中に収め、次第に朝廷をしのぐ影響力を持つようになっていきます。
そして34歳の頃、半世紀以上にもおよぶ南北朝の分裂に終止符を打ったのでした。 野心はこれにとどまらず「日本国王」の称号を得て、明(みん)との勘合貿易も始めます。 こうして天皇家をもしのぐ権力を手に入れた義満ですが、50歳で急病により突然にその生涯を閉じます。 義満の死後、第4代将軍となった義持は、義満の政治をことごとく否定。 明との貿易も中止し、武家中心の政治に切り替えました。 圧倒的なカリスマ性を持ち強権的だった父・義満の政治手法は父にしかできないという決断が、150年以上にわたる足利政権の安定につながったのかもしれません。

 

アメリカ発!スモールヒントでビッグサクセス

【従来からあるものでも見せ方ひとつで大成功! ~Amelia's Flower Truck】

テネシー州ナッシュビル在住のマティ・ブッシュ。 彼女は路肩にトラックを停めて野菜を売っている男性を目にしたそのとき「これだ!」とフラワー・トラックビジネスの構想を練り始めました。 夢の起業に向け着々と準備を進めるマティでしたが、調達に時間を要したのは店の顔となるトラック。 「活き活きしたパーソナリテイを秘めた1台でなくっちゃ」とこだわる彼女に、父親から送られて来た1枚の写真にマティは一目惚れします。 それはクラシックでユニークなバス型で、アメリカ内でもレアとされるトランスポーター・ピックアップ(フォルクスワーゲン)です。 マティは苦労しつつも1962年式トランスポーターを手に入れると「Amelia's Flower Truck(アメリアのフラワートラック)」と名付けた移動式花屋をスタートさせました。 花は地元の農家やマーケットから仕入れ、市内のビジネス街に停めては会社帰りにでも気軽に新鮮な花を買えるように、人々がちょっとした幸せを感じられるようにとアメリア号の活躍が始まりました。 出没先は常にソーシャル・メディアを通して告知し、世界中からアメリア号のもとに人々が集まるようになりました。
マティの開業以前から移動式フラワーショップは大して珍しいものではありませんでしたが、アメリア号が輝き続けられるその違いは、なんといってもその見せ方でしょう。 リーズナブルな地元産フラワーの扱いも一役買い、かもし出すブーケの雰囲気に心を奪われる人は増すばかりです。 さらにユニークなバス型トラックは、花を通したコミュニティ作りにも貢献することになります。 老いも若きもユニバーサルなフォルクスワーゲンのスタイルには魅力を感じており、コミュニティを生むきっかけ作りの大きな役目を果たしています。 マティ曰く「それこそが自分の起業から得られる一番の喜びです」と。 開業2周年目にしてトランスポーターを2台追加、ダブ・ブルー色の1962年式トラックには「ローリー」、1965年式の白いトラックには「メロディー」と名付け「アメリア」とともに活躍中です。 フォトジェニックなフラワートラックと、そこに積まれた新鮮な花を求めてナッシュビル界隈では今日も新たなコミュニティが生まれています。

 

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