&sbsp;
&sbsp;

知っとこ!税務のマメ知識

【高い所ほど高くなる税に】

新聞などでも取り上げられたことのある「タワーマンションの固定資産税見直し」というお話はご存知でしょうか。 これは、一般的に高層マンションの上層階の部屋が低層階よりも取引価格が高いのに、上層階でも低層階でも固定資産税が同じ(床面積などが同じ場合)というのは「公平な税負担」とは言えないので見直そうというお話です。 まずは、よく耳にする「タワーマンション」という用語についてですが、この用語には階数や法的な基準などの定義はありません。 「タワーマンション」とは通称で、一般的に「高さ60m以上、階数でおよそ20階建て以上の住居用建築物」に使われているようです。 今回の見直しでは、平成30年度から新たに課税されることとなる高さ60mを超える建築物(建築基準法上の超高層建築物)で、複数の階に住戸が所在している建築物が対象になります。 なお、平成29年4月1日前に売買契約が締結された住戸を含む建築物は対象外になります。 課税額は、階が1つ上がるごとに約0.26%ずつ税額が増えます。
例えば1階を100とすると、40階の部屋ならば1階に比べて約10%高くなります。 また階数だけでなく、天井の高さや付帯設備が他の部屋と著しい差がある場合には、その差に応じた補正が行われます。 なお、都市計画税や不動産取得税についても同様に見直しが行われています。

 

今さら聞けない経済用語

今月の教えてキーワード:【SDGs(Sustainable Development Goals)】

直訳は「持続可能な開発目標」。 国際社会の持続可能な発展のために2015年の国連サミットで採択された。 17の目標と169のターゲットを掲げ2030年までに達成することを目指している。 具体的には貧困や飢餓の撲滅、ジェンダー(性)の平等、環境対策、疾病対策や教育水準の向上など、発展途上国と先進国が抱える問題を包括している。 採択文書には国や自治体の取り組みの他に、企業の技術革新も必要と記載されている。

 
今月のあなたの運勢

365日が楽しくてたまらない!「商売のヒント」

今月の商売のヒント:【信頼と信用が崩壊するとき】

A氏がクリーニングに出したジャケットが破損して戻ってきたそうです。 あらかじめ破損の可能性を知らされていたので仕方ないと納得したものの「こんなにひどいヒビ割れは今まで見たことがない」と受け付けの店員も驚くほどの状態なのに、取りに行くまで何の連絡もなかったことにA氏は違和感を覚えたそうです。 A氏も会社を経営する立場。トラブルの対処は初動が肝心だと常々肝に銘じています。 そこで、その店員に「こういう場合はどうされるのですか?」と聞いてみると「弁償はできませんがクリーニング代をお返しして、ご迷惑料として一律5000円をお支払いしています」とのこと。 今まで見たこともないくらいひどい状態だと言いながら「一律」とは・・・。 どんな会社なのか逆に興味がわいたA氏は「弁償は望みませんが、上の方から一度お電話いただけませんか」とお願いしてみました。 その翌日、クリーニング店からの電話に出られなかったA氏がコールバックすると、電話口の人が明るく元気にこう言ったそうです。
「あのクレーマーの方ですね!」。 店員にまったく悪気がないのは分かりました。 このクリーニング店では、店員同士が「クレーマー」という言葉を日常的に気軽に使っているのだろうと感じられたからです。 裏では「お客」、表では「お客さま」。 それと同じノリで「クレーマー」に「方」を付けて「クレーマーの方」というおかしな言葉を編み出したのだろうと想像し、A氏は怒るというより笑ってしまったそうです。 そして同時に、これが自分の会社だったらと考えて背筋がゾッとしたのです。 会社が築いてきた信頼や信用は、たった一人の、たった一言で、いとも簡単に失われてしまうことがあります。 A氏は朝礼で「日頃の自分が仕事にも表れます。 日常こそ自分を磨く場です」と話し、自分も襟を正したのでした。
ところで、経営者にとって世にも怖い話の結末は、クリーング代の返金と、茶封筒からおもむろに取り出された迷惑料1万円。 結局オーナーは登場せず、A氏は言われるままに1万円の領収書を書いたそうです。

 

トレンドを斬る!

斬り捨て御免ポイント:【家族や友人とワイワイ楽しめると評判の「ツッコミかるた」】

「かるた」そのものが懐かしい遊びですが、最近では「ツッコミかるた」が面白いと人気です。 表面に「ツッコミ」、裏面に「トークテーマ」が書かれたカードを、ツッコミの面を上にして20枚並べ、真ん中に置いた1枚のテーマに従ってトークを開始します。 誰かがボケて、それに応じたツッコミ札を取ると得点が入るというルールはいたって簡単。 ボケとツッコミの掛け合いを家族や友人とワイワイ楽しめると評判です。
ボケとツッコミの激しい応酬も長時間続いて頭が疲れることもたびたびですが、脳の活性化にはいいかもしれませんね。

 

仁義なきビジネスメール道

今月のメール道:【「はなむけ」の正しい使い方】

新入社員を迎えるとともに、会社では離職・退職する人も多く見られ、人の入れ替わりが活発になる時期です。 卒業や送別の際に使われる「はなむけ」という言葉。 意味を理解して正しく使っていますか? 「はなむけ」とは「馬の鼻向け」の略です。 かつて旅立つ人のために道中の無事を祈り、その人の馬の「鼻」をこれから向かう目的地の方向に「向け」てやる習慣を「鼻向け」といいました。 転じて、送別の際に贈る言葉や金品のことを「はなむけ」といいます。 漢字では「鼻向け」「餞」と書きますが、新聞表記では「はなむけ」と平仮名表記で統一されています。 また「はなむけ」を送る人に対してではなく、新たに迎える人に対して使っているケースがあります。 門出を祝う言葉という意味から祝いの席で使う言葉と勘違いし「新入社員へのはなむけの言葉」と使うのは間違いです。 「はなむけ」は旅立つ(別れる)人への言葉であり、新たに人を迎える場合は「新入社員へのあいさつ」「新入社員への言葉」とするのが適切です。 会社では異動する人や離職・退職する人に対して使う言葉が「はなむけ」なので、異動してきた人や新入社員には使わないように注意しましょう。 では、相手の門出や旅立ちに際し、気持ちを言葉にして「おくる」という言葉の使い分けはできていますか? 「おくる」には「贈る」と「送る」の2通りがあり、それぞれに意味が異なります。 「贈る」は、感謝や祝福の気持ちを込めて人に金品などを与えることです。 旅立ちを祝う気持ちを込め、メッセージを相手に伝える場合は「はなむけの言葉を贈る」のように使うほか「創立記念式典で祝辞を贈る」と式典や表彰でも使います。 対して「送る」は、去り行く人に別れを告げるときに用いる言葉です。 「卒業生を送る言葉」「退職者を送る言葉」のように使います。 「贈る言葉」が祝辞や賛辞という意味なのに対し「送る言葉」は送辞という意味の違いがあります。 ちなみに、お祝いの電報「祝電」は直接、手渡すわけではないので「送る」を使い「祝電を送る」とします。

 

偉大なる日本の100人に学ぶ

【教育が国の未来を創る:島津斉彬】

薩摩藩の発展に寄与した島津斉彬(なりあきら)は1809年、江戸の薩摩藩邸で生まれました。 外国船が日本に来航し、江戸幕府の鎖国体制にほころびが見え始めた頃です。 この時期はイギリスを皮切りに産業革命が起こり、後に斉彬も薩摩で殖産興業政策を展開して日本近代化の礎を築きました。 そんな斉彬の才能を見いだし、かわいがったのが曽祖父・重豪(しげひで)でした。 早くから異国の文化や学問に注目した重豪は、中国語を話し辞書まで作ったといいます。 シーボルトが江戸に来た折には、若い斉彬を従えて面会し斉彬が海外に目を向けるきっかけを作りました。 島津家の後継者として期待されながら父・斉興(なりおき)がなかなか家督を譲らず、斉彬が藩主になったのは42歳の頃でした。 江戸の暮らしが長かった斉彬は、薩摩の家臣たちを見て学問が足りないと感じ、さまざまな教育施策を実行します。 「学問を好まぬ藩主は国家の大罪人」「学問のあり方は政治の根本」との信念から、自らも国内外の知識を貪欲に吸収しました。 民衆の暮らしの安定にも尽力し農業や火砲鋳造、ガラス生産などの産業振興を進めます。 49歳の若さでこの世を去った斉彬ですが、大久保利通や西郷隆盛など優れた人材を多く輩出し、斉彬の遺志を継いだ彼らは、明治維新を通じて斉彬が描いた日本の近代化を実現したのでした。

 

アメリカ発!スモールヒントでビッグサクセス

【やっかい品を逆転の発想で販売したら売れ過ぎちゃって大成功!】

クラフトグッズとしてよく扱われる「グリッター」をご存知でしょうか。 英単語の「glitter」とは「きらきら輝くもの」を意味しますが、老若男女に馴染みの深いキラキラする素材品のことです。 金紙、銀紙を細かく切り刻んだ紙吹雪のようなものであったり、化粧品や文具の光る糊などに混入されているパウダー類も含まれます。 アメリカでは人気アイテムで多様に使われるため入手も簡単なのですが、難点がひとつ・・・。 グリッター類は一度、洋服や肌に付着するとサラッと払い取ることが超困難! 手のひらに付いたグリッター類は、洗い落としたと思いきやどこかに残っていることが多く、キラキラの一粒がいつの間にか顔面や首などに移動し、本人は気付かないまま公共の場で一日中、光り続けているとか(笑)。 当時22歳のオーストラリア人の青年マシュー・カーペンターは、このグリッターを使ったビジネスを考案。 あくまでジョークをはらんだイタズラを売るために「あなたの嫌いな人にグリッターを送ろう!」とうたったウエブサイトを設置しました。 ごくシンプルなそのサイトでの販売商品はただひとつ。 9.99ドルで依頼された宛先にグリッターを入れた封書を送るのみ。 なんとその日一夜にしてマシューのもとには約2万ドル分のオーダーが殺到しました。 ほとんど
元手がかからないため高利益率のビジネスです。 このイタズラの送り先は、会社のボス、同僚、学校の先生、家族、友人・知人などなど・・・。 そして中には、本気で復讐の意を込めた「グリッター爆弾作戦」としての注文も! しかしマシューは日々の配送作業に疲れ果て、立ち上げからたったの2週間後には同ビジネスをオークションにかけてしまいました。 そして、あっという間に落札。 売値は8万5千ドルとなりました。 継続をすれば、もっともっとお小遣い稼ぎが見込めたラッキーなビジネスでは?と思ってしまいますが、マシューはすでにグリッターを目にすることも飽き飽きとした限界に達したらしく、未練は一切
なし。 なんとまぁ潔い!?(笑)。 小学生の女の子が目にするだけで「わー!きれい~!」と目を輝かせて喜ぶ単なるキラキラかわいい素材品にこんな使い道もあったとは! まさにアッパレです~!!

 

[WEB通信 登録・解除]


経営コンサルタントである吉冨健一と、税理士である妻・智子。この夫婦がタッグを組み、それぞれの視点から強力サポートいたします!


■発行者:有限会社吉冨財経センター 吉冨智子税理士事務所

□所在地:〒861-8038 熊本県熊本市東区長嶺東1-5-6
□TEL:096-389-1266
□メール:web-post1@zaikei.net
□URL:http://www.zaikei.net/