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知っとこ!税務のマメ知識

【賃上げと社員教育をすると税額控除に】

「新たな人材が欲しいところですが、業界全体が人手不足で今すぐに人を増やすことは難しい状況です。そのため会社としては、従業員教育に力を入れて生産性を向上させつつ、徐々に新たな人材を確保していけたらと考えています。そこで、このような経営強化を支援してくれる税制などがあれば活用を検討したいため教えていただけないでしょうか」という ご質問がありましたので、改正のあった所得拡大促進税制をご紹介いたします。 中小企業者等では「給与総額が前年度以上」で「継続雇用者給与等支給額が前年度比で1.5%以上増加」した場合、給与等支給総額の前年度増価額の15%の税額が控除されます。 また継続雇用者給与等支給額が対前年度比で2.5%以上増加しており「当期の教育訓練費が対前年度比10%以上増加」または「中小企業等経営強化法による経営力向上の認定を受け経営力向上が確実になされている」といった要件のいずれかを満たす場合には、25%の税額が控除されます。 ただし税額控除の上限はいずれも法人税額の20%になります。 例えば25%の税額控除の要件を満し今期の給与等支給総額が1500万円、前期が1200万円で法人税が250万円の場合、対前年増加額300万円の25%である75万円が税額控除の
対象となりますが、上限が法人税額の20%になるため税額控除額は50万円になります。

 

今さら聞けない経済用語

今月の教えてキーワード:【デジタルトランスフォーメーション】

「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念のこと。 スウェーデンのエリック・ストルターマン教授が2004年に提唱したとされる。 先が読めず変化の激しい時代の中、企業においては既存業務のデジタル化への移行や新ビジネスの開発が急務となる。 またスマートフォンの普及などで消費者の購買行動もオンライン化できるため、広告やマーケティングなどの営業戦略も変革を迫られている。

 
今月のあなたの運勢

365日が楽しくてたまらない!「商売のヒント」

今月の商売のヒント:【楽観主義でいこう!】

その出来事をどう捉えるか――。 これは本人の性格や状況、もっと高い視点でいえば、その人の哲学によって出来事の受け止め方は変わってきます。 例えば、1万円を失くしてしまったら、多くの人は「もったいない。どうして気付かなかったんだ」と悔しがって嘆くでしょう。 ところが、ある社長は1万円を失くしたことに気付いた瞬間こそ「あぁ・・・」としょんぼりしたものの、そのすぐあとに「だけど私の1万円は拾った人の役に立つだろうから、それでいい」と笑っていたそうです。 彼は普段から何かにつけてそんな調子だとか。 思うように事が運ばなくても「そんなこともあるよね」と笑い飛ばし、アクシデントに見舞われても「こんなこと、めったに体験できないから」とアクシデント自体を楽しんでしまう。 良くも悪くもあまり物事にこだわらず、執着しないたちなのでしょう。 その楽観主義が周囲を和ませるのか、彼の周りにはいつも人が集まってきます。 人が集まるところにはお金も集まってくるので、彼の商売が順調なのも自然の成り行きなのでしょう。
よく言われる例えですが、失敗を「失敗」だと思わずに「経験」だと捉えれば、クヨクヨ悩まずにすみます。 こんな楽観主義を「能天気」だ「お気楽」だと批判する人もいますが、脳科学者の茂木健一郎氏の著書『脳を活かす仕事術』によれば、「脳は楽観主義でちょうどいい」そうです。 脳が
うまく働くにはある程度、楽観主義なほうがいいという意見には経験的に思い当たる節もあり、何でも捉え方次第だと改めて痛感しました。
早いもので今年もあと2カ月となりました。 残りの日々を横目で見ながら1年の
まとめに入っている気の早い人もいるでしょう。 節目のタイミングでは、出来事を「良かった」「悪かった」の二分法で考えがちですが、「良い」「悪い」の判断より、色々あったけれど何とかやっていることに目を向けてみるのも悪くありません。 思い悩んでもすべて過ぎてしまったこと。 やり直せない過去にこだわれば、執着する分だけ未来に暗い影が差します。 バランスのよい楽観主義でいきたいものですね。

 

トレンドを斬る!

斬り捨て御免ポイント:【わずか6年で世界第4位】

日本に進出した「OPPO(オッポ)」は、中国の大手電子機器メーカーです。
その中でも最先端の技術を駆使した高性能カメラのスマートフォンが有名で、自撮り機能やビューティー機能の充実により中国では若年層から熱烈な支持を受けているそうです。
大胆な広告戦略と地域ごとのニーズ重視によりわずか6年で世界第4位、アジアでトップシェアと急成長しました。 徹底した自社生産でモノづくりにも余念がありません。 日本ではどのような躍進を見せるのか注目ですね。

 

仁義なきビジネスメール道

今月のメール道:【紛らわしい「同音異字」の使い分け方】

「1人」と「一人」と「独り」。 いずれも「ひとり」と読みますが、それぞれにその使い方が異なります。 人数を示す場合は
「1人」。 「一人」は「一人息子」「一人天下」のように成句、慣用句、決まり文句として用います。 「独り」は単独・独立の意味合いで「独り言」「独り占め」のように使います。 「一人」か「独り」か表記を迷う場合は「一人」とします。 「ひとりあるき」は2種類の表記があり「一人歩き」は一人で歩くこと。 「独り歩き」は独立や物事が勝手に進むことを指します。 「独り歩き」に似た言葉に「独り立ち」があります。 誰からの援助も受けず自分で生活していくことを意味します。 では「建物のまわりをまわる」を漢字で書くとどうなるでしょうか。 「まわり」には「回り」と「周り」の2つの漢字があります。 「回り」は「身の回りの世話」「水回り」のように巡回や回転、物の働き具合を指します。 「周り」は、とりまいていることを指し「池の周り」「周りを気にする」のように使います。 したがって「建物のまわりをまわる」は「建物の周りを回る」と書きます。 「回り」は名詞として
使うほかに「回る」という動詞もありますが、「周り」は名詞のみでしか用いないという違いがあります。 「グラウンドをひと回りする」と「グラウンドを1周する」は同じ意味ですが、「ひとまわり」は「ひと回り」と書きます。 最後に「代金」と「料金」。 どちらも支払うお金のことですが、メールなどで文章を書くときにどちらを使うべきか迷ったことはありませんか? 「代金」は、買った品物の代わりに支払うお金のこと。 対して「料金」は何かを利用・使用したときに支払うお金のこと。 品物の売買に用いるのが「代金」で、利用料や使用料を指すのが「料金」と使い分ければ悩むこともありませんね。 「代金」に類似する言葉に「代価」があります。 これも品物の値段を指しますが、一般的には「代価」より「代金」を使うことが多いです。 ひとつの文面で「代金」と「料金」、「代金」と「代価」を混同して使わないように注意しましょう。

 

偉大なる日本の100人に学ぶ

【信義を重んじ愚直に生きる:福島正則】

豊臣秀吉に仕え、槍一本で大名にのし上がったことで知られる福島正則は1561年、現在の愛知県あま市に生まれました。 秀吉とは縁戚関係にあり、幼い頃から秀吉のそば近くに仕えていました。 かなりの剛腕でも知られ17歳で初陣を迎えると早々に手柄を挙げます。 その後も功績を重ね、1583年の賤ケ岳(しずがたけ)の戦いで輝かしい功名を立てたことにより、将来を大いに期待されるようになりました。 しかし37歳のとき、秀吉が死去しその運命は変わり始めます。 同じ豊臣の家臣でありながら反目関係にあった石田三成を倒したいという思いから、正則は徳川家康の思惑に乗せられ
1600年の関ケ原の戦いでは家康側として参戦。 ここでも戦功を挙げると安芸・備後(びんご)の2カ国、約50万石を与えられて大大名に出世します。
広島城主となった正則は、政治でも見事な手腕を発揮します。 領内をくまなく巡視し、重要な土地には城を造るなどして組織体制を強化、街道や航路など主要交通路を整備しました。 さらに年貢の率を下げると商人とも積極的に交流して畳表や酒などの産業も奨励し、堅実で近世的な治世を行ったのでした。 しかし、2代将軍・秀忠に領地を没収された後は信濃に閉居し63歳で世を去りました。 豊臣家に忠誠を誓うも家康の老練さに翻弄(ほんろう)された愚直で不器用ともいえる生き様でした。

 

アメリカ発!スモールヒントでビッグサクセス

【オール・メード・イン・USAにこだわって大成功! ~Lime & Leaf】

アメリカ北東部ニュージャージー州で育った姉妹キャリー・レペイジとローリー・モリス。 幼少時代から夏になると浜辺で過ごすことが多く、海風に乗ってやってくる潮の香、雑誌をいっぱいに詰め込んだトートバッグ・・・それらを思い起こすだけで感じる心地良さは、2人が共通して持ち続ける大切なものでした。 押し寄せた波で足に付いた砂がすーっと洗い落とされるあの感覚が好き。 2人はその後もバケーションで海には何度となく訪れますが、あのときの感覚は海を去ると共に薄れてしまうその淋しさ。 そこで姉妹は、自宅で最もリラックスできる場所である寝室に、海での忘れ難い感覚と思い出をよみがえらせようとシーツ類にこだわったリネン販売のショップ「Lime & Leaf」を立ち上げました。 色使いやデザインは砂、風、水、貝殻をコンセプトとし、心休まるモチーフの商品ばかり。 同様のショップは多数存在しているかもしれませんが、姉妹のこだわりは利益を上げるために海外で安価に製作するのではなく、すべて国内で材料を育て(カリフォルニア州産スーピマ綿)、紡ぎ(ジョージア州)、織り(ノースカロライナ州)、縫製(地元ニュージャージー州)することなのでした。 寝具類に限らず、今やアメリカ国内でUSA製の商品を見つけることが困難な時代、あくまでも国内産で高品質な商品の取り扱いを目指しました。 高価なだけに買い手が付きにくい?と思いきや、就寝時の心地良さを求める顧客は増すばかりで、同社はぐんぐん成長を遂げています。 下降気味の繊維産業界をサポートするために、売り上げの一部は
繊維学を教育する大学に寄付しているとか。 国内産という希少価値が新たな価値を生み、「高価だけど惜しくない」と思わせる顧客の満足度を徹底的に重視した、姉妹の凝ったものづくりが光るお店です。

 

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