&sbsp;
&sbsp;

知っとこ!税務のマメ知識

【法人税の実地調査を受ける確率は何%?】

税務調査はさまざまありますが、おおよそ「課税処分のための調査」「滞納処分のための調査」「犯則事件のための調査」の3つに分類できます。 「課税処分のための調査」とは、課税処分をするための資料を収集することを目的とした調査です。 納税者の申告内容が正しいかどうかを判断するために、帳簿や請求書などの書類をチェックします。 これは国税通則法に規定されている質問検査権に基づく調査になります。 「滞納処分のための調査」とは、滞納になっている税金がある場合、滞納処分手続きをするにあたり滞納者の財産の有無・所在・種類・数量・価額・利用状況・第三者の権利の有無などを明らかにする調査です。 これは国税徴収法による調査となります。 「犯則事件のための調査」は、査察調査のことを指します。 不正の手段を使い故意に税を免れた場合には、正当な税を課すほかに刑罰を科すことが税法に定められています。 この調査は、裁判官の許可を得ているので任意調査ではなく強制捜査になり、実質的には刑事手続きと同じように進められます。
国税庁の発表によると法人税の実地調査件数は、平成24事務年度9.3万件、平成25事務年度9.1万件、平成26事務年度9.5万件となっています。 日本の法人の数が約260万社ですから、実地調査は3.5%前後の割合で行われていることになります。

 

今さら聞けない経済用語

今月の教えてキーワード:【格安スマホ】

格安SIMカードで運用するスマートフォンのこと。 事業者がNTTドコモやKDDI、ソフトバンクなど大手携帯電話会社の回線を借りて独自に展開する通信事業で、実店舗をあまり持たないなどのコストダウンにより大手の事業者よりも安価なサービスを実現している。 SIMとは契約者を識別する規格で、音声通話やデータ通信を行うにはSIMカードが必要となる。 SIMカードと端末のセット、カードだけなどさまざまな販売形態がある。

 
今月のあなたの運勢

365日が楽しくてたまらない!「商売のヒント」

今月の商売のヒント:【「最良」の反対は?】

「成功」の反対は何でしょう。 今では小学校でも使われるくらいよく知られた問い掛けです。 成功の反対は「失敗」ではなく「何もしないこと」、または「チャレンジしないこと」ではないでしょうか。 思うような結果が得られなかったとしても、それは成功の種まきだったというわけです。 では「最良」の反対は何でしょう。
辞書には「最良の反対は最悪」と書かれていますが、もちろん辞書的な意味を問い掛けているのではありません。 「最良の反対は良である」と言ったのは、主に自費診療を提供している歯科医のK氏でした。 保険という制度のある日本では、保険診療をしたほうがビジネスとしては楽かもしれません。 けれど本当に必要な歯科医療を提供しようと思ったら、保険制度の中で無償の部分を増やすか自費にするかの難しい選択だそうです。
K氏自身、以前は保険請求できない部分は修行だと思って辛抱し、患者の健康のためにそこそこ良い診療をしている自負はありました。 「まあまあなことはしているから、この程度でも他の歯医者よりは良いことをしているはずだ」。 そうやって自分を鼓舞する反面、常に頭から離れないのは「これはベストな診療なのだろうか」という迷いでした。 そんな葛藤の日々の中でK氏が出会ったのが、先輩歯科医であるY氏の「最良の反対は良である」という言葉だったそうです。
「そこそこ良い」は「ベストを尽くすこと」を妨げる。 「まあまあ良いことをしているから」という思いでいると、その先の一歩、さらにもう一歩がなかなか出ない。 Y氏の言葉にK氏は背中を押されたと言います。 「そこそこやっているけれどベストではないことは分かっている。分かっていながらも現実に負けてきた自分と向き合うときが来たのかもしれない」と。 誰もが上を目指す必要はありません。 ただ、自分なりのベストを追い求める商売ができたら、きっと良い人生になるだろうなと想像します。

 

トレンドを斬る!

斬り捨て御免ポイント:【デジタルが溢れて際立つ「写ルンです」】

使い切りカメラとして一世を風靡(ふうび)した「写ルンです」が、女子大生らを中心に脚光を浴びています。
デジタル画質とは異なるフィルム独特の風合い、1枚1枚を大切にシャッターボタンを押す感覚がアナログを知らない若い世代には新鮮です。 現像に出して仕上がりを待つワクワク感、お気に入りの1枚をSNSに投稿する満足感。
シンプルな作りながら進化を続けた「写ルンです」は現像後、工場で分解してリサイクルするビジネスモデルも秀逸で、見事な復活劇を演じています。

 

仁義なきビジネスメール道

今月のメール道:【「急なお願い事」をするときの肝フレーズはコレ!】

人に頼み事をするときは「快く引き受けてくれるだろうか」「迷惑にならないだろうか」と何かと気を使うものです。 こちらの都合で相手に急な対応を強いる場合は、より一層の気遣いが必要です。 そんな急なお願い事をするときのメールの書き出しとして覚えておきたい言い回しが「突然のお願いで恐れ入りますが」あるいは「突然のお願いで恐縮ですが」です。 これらは、急な依頼で相手の時間と労力を奪うことに対して申し訳ないという気持ちを伝えるフレーズです。 困っているのだから、相手に助けてもらうのは当然という態度ではなく、謙虚な姿勢で言葉を尽くしましょう。 依頼のメールの冒頭にひと言添える代わりに、結びのひと言として「突然のお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします」と書き添えてもよいでしょう。 文末に添えるひと言としては、ほかにも「急にご無理を申しますが」「差し迫ってのお願いで恐縮ですが」などもあります。 一度ならず二度、三度と続けて頼み事をするようなときは「何回もすみません」の代わりに「たびたびお手数をおかけします」という言い回しをおすすめします。 「すみません」は便利な言葉ですが、相手に申し訳ないという気持ちを伝えるには少々軽い印象があります。 「たびたびお手数をおかけして申し訳ありません」「たびたびお手数をおかけしますが、再度、○○の書類をお送りいただけますか」といった具合に用いることで、丁寧かつ相手への敬意も伝わります。 「たびたび」のほかには「重ね重ね」という言い回しもあります。 「重ね重ねご迷惑をおかけしますが、ご対応をお願いいたします」のように用いるとよいでしょう。 何回も相手に面倒をかけてしまう、というときには「何度もお手を煩わせて」というフレーズを使います。 「何度もお手を煩わせることになり、申し訳ございません」「何度もお手を煩わせてしまい、恐縮です」といった具合に自分のミスや不備で相手に迷惑をかけるようなときは、より丁寧な言葉で誠意をもってお願いすることが大切です。

 

偉大なる日本の100人に学ぶ

【自由と公益を求めて:板垣退助】

自由民権運動をけん引した板垣退助は1837年、乾(いぬい)家の嫡男として高知城下で生まれました。 31歳の頃に戊辰戦争が始まると土佐軍の重責を任されて甲府城に入ります。 武田信玄の家臣であった板垣信方を先祖にもつ退助は、甲斐の人々の心をつかむために乾から板垣へと姓を改めます。 江戸城無血開城の後も抵抗を続ける奥州各地を鎮静化するべく会津へと軍を進め、会津藩を降伏させました。 このとき会津藩の敗因は武士と民衆が一致団結しなかったことにあると感じ、人民が全て平等でなければ豊かな国づくりは難しいと痛感します。 これは後に、ごく一部の権力者が実権を握る政府に疑問を抱き、自由民権運動を起こすきっかけになったといわれています。 権力集中に反発し「民撰議院設立建白書」を提出して国会開設に挑んだ退助。 刺客に襲われるという災難に遭いながらも志を貫き、民衆の支持も得ながら61歳で大隈重信と共に日本初の政党内閣を設立します。 しかし、内部分裂などにより4カ月で内閣は崩壊。 政界を引退し、その後は庶民の生活向上に向けた社会活動に私財を投じて身を捧げました。 盲人の按摩(あんま)専業を訴え、女囚の乳児を養育するなど、弱者を救済して自由と公益を追い求めた82年の生涯でしたが、生前には「自分はただ誠心誠意、国に尽くしたに過ぎない」と述べるにとどめました。

 

アメリカ発!スモールヒントでビッグサクセス

【志を同じくする地域住民を巻き込んで大成功! ~in.gredients】

アメリカ初の「ゴミ・ゼロの食料品店」として2011年に設立され、地域を巻き込み進化し続ける店『in.gredients(イングリーディエンツ)』が注目を浴びています。 当時、3人兄弟のクリスチャン、パトリック、ジョセフ・レーンは、一緒に飲み干して空っぽになったビールやワインの瓶を見つめながらあることに気付きました。 「どうしてこの空瓶たちを店にまた持って行ってリフィル(詰め替え)できないんだ?」と。 同時に以前、訪れたメキシコで目にした食材マーケットの様子をインスピレーションに、地元テキサス州オースティン市に同店の開設と至りました。 「ゴミを一切出さずに買い物ができる食料品店」「地域の協力を得ながら地元産を扱う」が彼等のポリシーであり挑戦でもあります。 全米の中でもとりわけエコに対して関心の高いオースティンを、2040年までにはゴミ・ゼロの市にしよう!とまい進しています。 日本とは異なりアメリカはまだまだアバウトな対応しかなされていないのが現実。 また食品の梱包に、どれほどの資源が無駄に使われているか・・・。 段ボール、プラチック、発泡スチロール、食パンの入った袋の留め具などなど、リサイクルもされずにゴミ化されているその無駄を問題視する人が多いのも事実です。 そこで旗を挙げたレーン兄弟の店には、地元産の新鮮で安全な食品・農産物のみが並び、お客は自宅から自分の入れ物を持参します。 2016年9月に同店がゴミ収集に出した量は総計8.3ポンド(約3.7キロ)、調査によればアメリカ人1人当たりが一日に出すゴミの量は4.3ポンドといわれているから、同社が掲げるポリシーへの情熱は確実に結果を呼んでいます。 「基本的には選別。そして意識さえ持てば日々扱う食料品にともなうゴミをゼロにすることは困難なことではないわ」と副マネジャーのエリカ・ハワード。 クラウドファンディングも利用し菜園や子どもの遊び場を増設、定期的にイベントを企画しては地域住民が集う場を提供しています。 同店は今日も、愛情をもって育てられた農産物や商品を自分で丁寧に確かめ、マイパックに詰め込むお客の笑顔で溢れています。

 

[WEB通信 登録・解除]


経営コンサルタントである吉冨健一と、税理士である妻・智子。この夫婦がタッグを組み、それぞれの視点から強力サポートいたします!


■発行者:有限会社吉冨財経センター 吉冨智子税理士事務所

□所在地:〒861-8038 熊本県熊本市東区長嶺東1-5-6
□TEL:096-389-1266
□メール:web-post1@zaikei.net
□URL:http://www.zaikei.net/