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知っとこ!税務のマメ知識

【「印紙税」で紙の通帳がなくなる?】

印紙税は経済取引に際して作成される文書に課される税です。 課税されるものには色々あります。 所得税や法人税のように生み出される所得に課税されるもの、贈与税や相続税のように財産に対して課税されるもの、消費税や酒税のように消費などに対して課税されるものなどがあります。 平成28年度の国の税収は約55兆円でした。 そのうち印紙収入は約1兆円で1.8%を占めています。 印紙税は私たちが持っている通帳においても課税されています。 金融業界は近年の低金利によって収益が悪化しているため、一層の経費削減を目指さなければなりません。 そのため年間約700億円かかる印紙税を、ペーパーレス化することによって削減するという動きがあるようです。 銀行などにとって、ITと金融サービスを融合したフィンテックの発展によりペーパーレス化などがすすむことは、印紙税や発行コストなどの削減と事務作業の軽減といったメリットがあります。 一方、利用者は通帳を持ち歩く必要がなくなったり、スマホなどから入出金情報をリアルタイムで確認することができるといったメリットがあります。 しかし、将来は紙の通帳の発行を希望すると手数料が発生することになるかもしれません。 今後は、ITやAIなどの発展によりさまざまなことが変化し、それに伴い税制も変化していくことになるでしょう。

 

今さら聞けない経済用語

今月の教えてキーワード:【ミレニアル世代】

ミレニアルとは「千年紀の」という意味で、アメリカで2000年代に成人あるいは社会人になる世代のこと。 1980年代から2000年代初頭までに生まれた人を指すことが多く、それ以前の世代とは消費行動や価値観などが異なるとされる。 生まれたときからIT機器やインターネットが普及している環境であることから「デジタルネイティブ」とも呼ばれる。 日本においてもマーケティングや人事管理の領域で注目を集めている。

 
今月のあなたの運勢

365日が楽しくてたまらない!「商売のヒント」

今月の商売のヒント:【フーテンの寅さんから商売を学べ】

「わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎。人呼んでフーテンの寅と発します」。 テンポの良いおなじみの名セリフを懐かしく思い出す方も多いでしょう。 22年前に渥美清さんが亡くなったとき、フランスのル・モンド誌は「下町の英雄、寅さん逝く」と題した渥美清さんの評伝を掲載しました。 鞄ひとつで日本全国を気ままに旅する寅さんは、日本人が憧れる「小さな自由」を映画の中で具現していると述べ、寅さんを演じた渥美さんを「劇中の人物になりきったまれな役者」と高く評価しました。 寅さんのあの自由さはどこからやって来るのか。
「フーテン」とは仕事も学業もしないでブラブラしている人のことですが、寅さんは実はたいした商売人だったのではないでしょうか。 『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』にこんなシーンがありました。 靴の会社で営業をしているおいっ子の満男が、仕事がつまらないと愚痴をこぼします。 それを聞いた寅さんは、そのへんにあった鉛筆を満男に渡して「オレに売ってみな」と言うのです。 満男はしぶしぶと「この鉛筆を買ってください」と寅さんにセールスをします。 「消しゴム付きですよ」と特長をアピールしますが「僕は字を書かないから鉛筆なんて必要ありません」とすげなく断られてしまいます。 満男が「こんな鉛筆は売りようがない」とさじを投げると、寅さんは満男から鉛筆を取り上げて「この鉛筆を見るとな、おふくろのことを思い出してしょうがねぇんだ」と、鉛筆にまつわる話をしみじみと語り始めました。 もちろん即興の作り話ですが、これが実にうまいのです。
細い目をもっと細めて、本当に懐かしそうに鉛筆を見ながら情感たっぷりにあの名調子で語ると、その場にいた家族全員が寅さんの話に心を奪われて、みんなその鉛筆が欲しくなってしまうのでした。 鉛筆を「モノ」として売ろうとした満男と、
鉛筆の「価値」を伝えた寅さん。 つまり寅さんは、物を売るとはどういうことかを満男に実演して見せたのです。 「どんな価値を付けるのか」今一度、自身の商売を見つめ直してみたいですね。

 

トレンドを斬る!

斬り捨て御免ポイント:【「モノ」ではなく「価値」を売る書店】

「1万円選書」とは北海道砂川市の「いわた書店」が展開する「1万円の予算で店主が厳選した本を販売する」サービスです。
注文には読書履歴や過去の体験、人生観などを問うカルテの記入が必須で、店主の岩田さんはカルテをもとにそれぞれに合った本を厳選します。
本のプロフェッショナルが丁寧に選んだ良書と出会えるだけでなく、個人の人生に
寄り添う選書のプロセスが評判です。 依頼者の人生と向き合う究極のワントゥワンマーケティングが成功の秘訣でしょう。

 

仁義なきビジネスメール道

今月のメール道:【頼まれ事の上手な断り方】

相手からの依頼や誘いをやむなく断らなければならないときは返答に気を使います。 どっちつかずの返答はやり取りを長引かせたり、誤解を招いたりすることにもなりかねませんが、断り方に配慮がないと相手は拒絶されたと捉え、気まずい雰囲気になることもあります。 角の立たない断り方とは、無理をしたり、ごまかしたりすることではなく「できない」ときちんと意思表示した上で相手との関わりが続くように配慮し、言葉や態度で伝えていくことです。 例えば、集まりや会合などの誘いを受けたものの、都合が悪く参加できないという場合に覚えておくとよい言い回しが「せっかくですが」です。 「せっかくお声かけいただいたのに」「せっかくのお話ですが」といった言い方もできます。 断るときに「せっかく」を用いるのは、わざわざ相手が自分を気遣ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えるためです。 理由があってやむを得ず断るが、機会があればまた声をかけてもらえるよう「ぜひともまたお声かけください」のようなフォローのひと言を添えるとさらによいでしょう。 「せっかくのお話ですが、今回は見送らせてください」のように「今回は」という言葉を添えると「今回は無理でも次回は可能性がある」ことを伝えることができます。 無理な依頼や強引な勧誘には、表現はやんわりと、しかし断る意志はきっぱり伝える方が得策です。 気持ちの上では「ダメなものはダメ」「無理」と思っていても、メールのやり取りでは感情に訴える前に表現をひと工夫しましょう。 この場合は「こちらでもどうにもならない苦しい状況を察してください」という意味合いの「おくみ取りください」を使います。 「よんどころない事情につき、何とぞおくみ取りください」のように、対応できない理由をはっきり言わなくても「これ以上、言わせないでください」というアピールになります。 対応や協力はできないけれど、相手の事情をくみ取った上でかける言葉としては「お察しします」があります。

 

偉大なる日本の100人に学ぶ

【向学心と人情で開いた国交:ジョン万次郎】

幕末にアメリカで教育を受け、幅広い知識を伝えて日本を開国に導いたジョン万次郎は1827年、現在の高知県土佐清水市の貧しい漁師の家に生まれました。 早くに父を亡くし、一家の大黒柱となったため若い頃から漁船にも乗るようになりました。 14歳で延縄(はえなわ)漁船に乗った際、暴風雨により遭難し伊豆諸島南部の無人島・鳥島に漂着しました。 幸運なことに、万次郎一行はアメリカの捕鯨船ジョン・ホーランド号に救出され、寄港したハワイで落ち着き先を世話してもらえることになりました。 しかし、万次郎の賢さや機敏さに感心したホイットフィールド船長は、万次郎に教育を受けさせようと考えてアメリカに連れ帰り、生活の面倒を見ながら学校に通わせました。 アメリカで英語や航海術を学び、周囲の愛情を受けて成長した万次郎。 しかし、次第に望郷の思いが募ります。 帰国を決意した万次郎はその資金を自力で稼ぎ、故郷を離れて10年後の24歳で日本に戻りました。 語学力や海外経験を評価されて旗本に取り立てられると、船長や仲間たちの恩に報いるために開国を訴え、日米修好通商条約の批准書交換に向かう咸臨(かんりん)丸にも乗船。 航海士としての手腕も発揮したのでした。 身分の上下や貧富の差を気にせず平等に人と接したという万次郎。 その原点はアメリカで触れた深い慈愛にあるようです。

 

アメリカ発!スモールヒントでビッグサクセス

【ありそうでなかった「たかがフタ、されどフタ」で大成功! ~kernel king】

ユタ州に本社「kernel king(カーネル・キング)」を構えるオーナーのブリック・シンプソン。 起業を成功させたビジネス・アイテムとは、プラスチック製の単なる「フタ」です。 映画の鑑賞が大好きなブリックは、迫力ある映像・音響を味わえるシアターでの鑑賞を好み、月に5回は足を運んでいました。 アメリカンシアターでの映画鑑賞と言えば、あのバケツのような容器に山盛りに入ったポップコーンがつきものですね。 そこにたっぷりの溶かしバターをかけて、ムシャムシャ食べながら映画を楽しむ観客が多いのですが、ブリック夫人が漏らした不満の中に、そのビジネスアイデアは潜んでいました。
「せっかくポップコーンにバターをかけてもらっても、バターが下のほうまで溶け込まないわよね」とご機嫌斜め。 底からかき上げて混ぜ合わせようにもポロポロとこぼれて案の定、映画館のフロアは油のついたポップコーンが散らばってベタついてしまいます。 必要なのは・・・、逆さまにして中身を振り混ぜることができ、持ち運びにも便利でフロアの清掃量も削減化できるもの。 そこでさっそく映画館で使われるポップコーンの容器に合うサイズのフタをデザインすると試作製作し商品化にこじつけました。 するとこの品の利便性を買った各シアターは、上映の合間に無料で宣伝を開始するまでに至りました。 今では映画館に定着し、映画鑑賞のお供となっています。 たかがフタ、されどフタ。 思いがけないところで価値の大きなビジネスヒントが見つかるものですね。 ちなみに、社名のカーネルとはトウモロコシなどの「穀粒」を意味しています。

 

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