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元気もん通信

2020年08月号

いつもお世話になります。 8月6日は「夏の節分」。 節分は本来「季節を分ける日」という意味で立夏・立秋・立冬・立春の前日が、それぞれ春の節分・夏の節分・秋の節分・冬の節分と呼ばれていました。 毎日「暑い」の一辺倒ですが、時には空を見上げて流れる雲の行方でも追いながら、暑さの中にも季節を感じる心の余裕を持ちたいものですね。

【ワールドワイドな視点で捉えた税金事情】
「税金が家計を圧迫するから、老後は海外で暮らしたほうが・・・」と考える方もいるのではないでしょうか。 それでは実際に比較してみましょう。 まずは消費税。 欧州は税率が比較的高く、スウェーデンやノルウェーなどでは25%でイギリスやフランスなどでは20%となっています。 アメリカでは州ごとに異なりますが8~9%台が多いようです。 次に個人にかかる個人所得課税ですが、日本の最高税率は55%、イギリスは45%、アメリカでは約50%です。 ただ、各国によってさまざまな控除制度などがあるため一概に税率だけで判断はできません。 例えば、年収500万円で夫婦と就学中の子が2人の4人家族の場合では、年間にかかる税金は日本では約16万円、イギリスでは約62万円、アメリカでは約5万円と実際にはかなりの差があります。 さらにこれに社会保険料も考慮したらどうでしょう。 国民が負担した税金と社会保険料の合計金額を国民所得で割った数値を「国民負担率」といいますが、2016年の日本の数値は約43%で所得の半分近くを税金と社会保険料が占めています。 ただ、これがイギリスでは約47%、アメリカは約33%、何とフランスでは約67%となっています。 このような結果から突出して日本の税金が高いというわけではなさそうです。 税金が何にどのように使われるかに注目したいですね。
今月の教えてキーワード:【GAFA】
Google(グーグル)・Apple(アップル)・Facebook(フェイスブック)・Amazon(アマゾン)のことであり頭文字をとってGAFAと称する。 商品や情報を提供するプラットフォーム企業で、世界中のユーザーが4社のサービスを利用すると同時に氏名や住所、購入品などの個人情報を提供している。 GAFAへの個人情報の集中や独占について世界各国から懸念の声が上がる中、技術革新と規制強化のバランスが課題となっている。
A型
良くも悪くもとても目立つ月なので、これまでの成果がはっきり表れるようです。 多忙でも体調管理は万全に!
B型
活気にあふれる1カ月になりそうです。 やりたいことがあれば綿密な計画を立ててから積極的に進めましょう!
O型
多忙な割に成果は期待できない月ですが、何事も焦らず落ちついて取り組めば月の後半から運気は上昇します。
AB型
人気運が上昇する月なので人脈拡大のチャンスです。 知り合いからの依頼事があったら喜んで対処しましょう。
今月の商売のヒント:【「商売のヒント」はどこにある?】
永らく政治文化の中心地として栄えた千年の古都・京都。 そのきらびやかさを思えばそこには何でもあったのでは?と想像しますが、山に囲まれた盆地では新鮮な海産物が手に入らなかったようです。 その代わり「京野菜」という伝統野菜が発達しました。 あまたの寺社を中心に精進料理が発達する中、公家や御所に献上する名産品の野菜を京の風土に合わせて品種改良した京野菜は、京料理の貴重な材料として継承されてきました。 有名な九条葱(ねぎ)をはじめ、青味ダイコンやスグキ菜、さらに今は京都のイメージが強い「ブランド京野菜」も含めて「京野菜」と呼ばれています。 「世の中の二極化が進む」とよく耳にします。 中途半端はつぶしが効かないということでしょう。 新鮮な海産物が手に入らなかった古都でブランド野菜が発達したように、お客さまの課題を解決することでオリジナル商品が生まれ、商売のブランディングにつながっていくかもしれません。 成功のポイントは、とことん解決することです。 お客さまのお困りごとをヒアリングして、ヒアリングをもとに商品やサービスを試作して実際に試してもらい、感想を聞き、それをもとに試作品を改良して、また試してもらう。 このサイクルが機能すれば必然的に試作品がブラッシュアップされていきます。 機能や質が向上していくのはもちろんですが、最も意図しておきたいことは、お客さまの課題を解決するための特長をとがらせていくことです。 京野菜は単なる品種改良ではなく、もともとの名産品を京都の風土に合わせて改良を重ねました。 つまり「京」をとがらせてブランド化したことが成功をもたらしたのでしょう。 商品もサービスも、なんとなくうまくいったものは、なんとなく消えていきます。 人の目に留まることは重要ですが、奇をてらうことがオリジナリティーではありません。 では、商売のどこをとがらせていくのか。 ヒントを持っているのはお客さまです。 お客さまのお困りごとを解決するために、とことん知恵を絞ってみましょう。
【前代未聞のコラボが生んだメガヒット!】
『鬼滅の刃』は大正時代を舞台に、人と「人を食らう鬼」との戦いを描いた漫画です。 単純な勧善懲悪ではないストーリーの面白さに加え、ブームに火をつけたのは昨年4月に始まったアニメ化。 映画館では先行上映という異例のプロモーションや充実したネット配信、SNSにより老若男女を問わずファンは激増しています。 コンビニや量販店でのグッズ販売、Jリーグの東京ヴェルディや東映太秦映画村によるイベントなど、前代未聞のコラボが生んだメガヒットです。
この夏のトレンドを代表するキーワードのひとつは「サステナビリティ(持続可能性)」でしょう。 シンプルでリラックス感のあるナチュラル素材や、自然(エコ)を意識したものが注目されています。 そして、もうひとつのキーワードは「ニューミニマリズム」です。 ファッション分野のニューミニマリズムとは、できるだけムダな要素を省いてシンプルにした服やスタイルのことです。 まずチェックしたいのは、永遠の定番アイテムともいえる白いTシャツ。
夏に必須のTシャツをおしゃれに着こなすのなら、ニューミニマリズムを意識するのが今年流です。 白いTシャツにデニムやロングスカートを合わせたシンプルなコーディネートは、ベーシックながら洗練された印象になります。 デニムも定番アイテムですが、今年はセンタープレスや裾にスリットが入ったデザインもおすすめです。 そしてトレンドカラーは青みの強いクラシックブルーです。 服をシンプルにする分、足元はパイソン柄やレオパード柄でちょっと攻めてみてはいかがでしょう。 この夏にチャレンジしてみたいのはオールホワイトのスタイリング。 白いTシャツにトーン違いの白いボトムを合わせると、見た目が涼しげなきれいめカジュアルの完成です。 ブラウンのバッグを差し色にすれば落ち着いた大人の雰囲気になりますよ。
今月のアメリカンサクセス:【世界的な苦境を臨機応変に方向転換して大成功!】
「“煙から消毒剤へ”って何のこと?」。 これは地域新聞紙に実際に掲載された見出しですが、スモールビジネスの華麗な転身が話題を呼んでいます。 2005年に「Froggy's Fog(フロッギーズ ・フォグ)」を出店して以来、オーナーのアダム・ポーグが販売し続けるメイン商品は、煙霧機や人工降雪機などの噴射に使用する流体材料。 ディズニー、シックス・フラッグス、ユニバーサル・スタジオなど世界的な大手を顧客とするも2020年4月現在、新型コロナウイルスの影響を受けすべてが閉鎖の状況が続きます。 続く納入先はブロードウェイ、観光ツアー、アイスリンク、コンサート会場、身近なところでは学校行事、教会のイベント、バースデーパーティ、ナイトクラブやバーなどなど。 実に広範囲でありながらもすべてが閉鎖、お客さまゼロの窮地に陥りました。 「転身」のきっかけが訪れたのは、商品のひとつであるグリンセリンの販売値が急上昇を見せたときです。 通常は1カ月で販売する量を、何と1日ごとに完売し始めたのです。 これは手指の消毒剤が店頭から一切消えてしまったことにより、ホームメイドを試みる人が急増したことの兆候でした。 そこでアダムは、既存の製造ラインを利用して消毒剤の製造を検討します。 可燃元素の取り扱いや配合など連邦やWHOの要求事項をかなえた上で、ついに手指消毒剤のボトル製造開始にこぎつけました。 エタノールを使用することから、地元や近隣州の蒸留酒製造所との連携も築き、新たなビジネスラインの誕生です。 一時は従業員を守ることも不可能な状況で頭を抱えたアダムですが、今や消毒剤のみで想定外の売り上げが続き、1シフトから3シフト体制への変更も求められています。 地域の医療機関、消防署、警察署へは無料寄付にて同商品を納める町の小工場。 世界的なパンデミックから与えられたヒントを元に、立ちどころに苦境を煙に巻き方向転換に挑んだフロッギーズ ・フォグ社は今後、何が起きようともまさに怖いものなしでは!最後に、アメリカよりどうか皆さまもご自愛ください。

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経営コンサルタントである吉冨健一と、税理士である妻・智子。この夫婦がタッグを組み、それぞれの視点から強力サポートいたします!


■発行者:有限会社吉冨財経センター 吉冨智子税理士事務所

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